女性に優しいお茶
2005年 09月 07日
女性にとって月に一度の「お月様」の期間、体が冷えたり、おなかが痛くてつらかったりします。そんな時に痛みをやわらげてくれるお茶の作り方を同僚の韓国人のおばさまに教わりました。
彼女は自分の二人の娘さんに「お月様」が来るたびに作って飲ませていました。二人の娘さんたちのおなかの痛みは結構ひどかったらしいのですが、しばらく飲み続けていたら、その痛みは全然起こらなくなったそうです。飲んだからといって即効性があって全然おなかが痛くならないというお茶ではありませんが(薬ではありませんので)、体を温めてくれて、栄養価の高い甘ーいお茶です。
材料
・ナツメヤシ(乾燥) 15粒(300gくらい)--デイツ、又はデーツとも呼びます。種無しが好ましいが、あってもOK。日本では多分デパ地下のナッツ売り場で、又はレーズン、乾燥プルーンなどが売られてるセクションで購入できるかもしれません。
・生姜------------- 親指大くらいの大きさのかたまり
・水--------------- 3リットル
・ハチミツ--------- 出来上がった時点ですでに甘いので、お好みで
ナツメヤシ(デーツ)の写真です。こんな感じのものです。
ヤフー辞典:
なつめ‐やし 【棗椰子】
ヤシ科の常緑高木。幹はまっすぐ伸び、高さ二〇~二五メートル。葉は幹の先に群がってつき、羽状複葉で、長さ約二メートル。雌雄異株。果実は長楕円形で、食用とし、樹液からは砂糖・椰子酒(アラック酒)をつくる。アラビアの原産。葉を束ねて戦勝などの祝賀に用いるので、戦捷木(せんしようぼく)ともよぶ。
なつめやしは、パワーの源として、イスラム教の断食後用いられる栄養価の非常に高いすぐれた食べ物です。
カリウムやマグネシウムなどのミネラルを多く含み、食物繊維も豊富です。コレステロール・塩分・脂肪分を含まず、1日1粒のナツメヤシを食べることで便秘も解消できるとか。でも食べすぎると今度はおなかがゆるくなるそうです。生産される75%は中近東産のものです。アメリカだとカリフォルニアでも栽培されています。
作り方
・ナツメヤシは水で表面を良く洗う。この時、乾燥によるしわの間をきれいに洗う為に「歯ブラシ(もちろんNEWのですよ!)」を使っても良い。
・種があるナツメヤシを使う場合は、あらかじめ中から種を取っておく。実がそれほど硬くないので簡単に取れます。
・親指大の大きさの生姜のかたまりをスライスする。少し厚みがあってもOK。
・大き目のなべに水3リットル、洗って種を取ったナツメヤシ、そして生姜を入れてコトコト煮る。時間で言うとだいたい2時間くらいコトコト煮て、水の量が半分くらいになるまで煮る。
・ナツメヤシを軽く絞るように取り出し(なべのふちに押さえつけるようにするといいです)、半量に煮詰まったものを茶漉しで濾す。
・好みでハチミツを入れていただきますが、出来上がりの時点でかなり甘いので必要ないかもしれません。
・残った物は空のビンやペットボトルに入れて冷蔵庫で保存し、そのつど暖めて飲む。冷たくてもいいが、やはりおなかのことを考えると暖かいほうが優しいかも。おば様は1日に2回、学校から帰ってきてからと、夜寝る少し前に飲ませていたそうです。保存料を使っていないので1週間以内に飲みきるのがベター。
作るのに2時間もかかるので「大変」と思うかもしれませんが、意外に日の加減に気を使わなくていいので簡単です。「薬」ではないのですが、ナツメヤシの栄養が丸ごと溶け込んでいて、生姜パワーとの相乗効果で体を温めてくれ、「生理痛」を軽減してくれます。が、すべての人に即効性があるというわけではありませんので、気長にゆーっくりと飲み続けるのがいいと思います。
同僚の娘さんは今19歳と16歳なのですが、殆ど飲まなくて良いほど生理痛がなくなったそうです。私も「生理痛」というのは、始まってから最初の24時間だけでそんなにつらくは無いのですが、それでも時々やって来るあの痛みはつらいです。栄養満点の飲み物ですから、風邪の時にもいいかもしれないですね。
あの「痛み」が少しでも軽減できますように・・・と祈りながら同僚のおば様のレシピを紹介いたしました。興味がありましたらお試しください。
彼女は自分の二人の娘さんに「お月様」が来るたびに作って飲ませていました。二人の娘さんたちのおなかの痛みは結構ひどかったらしいのですが、しばらく飲み続けていたら、その痛みは全然起こらなくなったそうです。飲んだからといって即効性があって全然おなかが痛くならないというお茶ではありませんが(薬ではありませんので)、体を温めてくれて、栄養価の高い甘ーいお茶です。
材料
・ナツメヤシ(乾燥) 15粒(300gくらい)--デイツ、又はデーツとも呼びます。種無しが好ましいが、あってもOK。日本では多分デパ地下のナッツ売り場で、又はレーズン、乾燥プルーンなどが売られてるセクションで購入できるかもしれません。
・生姜------------- 親指大くらいの大きさのかたまり
・水--------------- 3リットル
・ハチミツ--------- 出来上がった時点ですでに甘いので、お好みで
ナツメヤシ(デーツ)の写真です。こんな感じのものです。
ヤフー辞典:
なつめ‐やし 【棗椰子】
ヤシ科の常緑高木。幹はまっすぐ伸び、高さ二〇~二五メートル。葉は幹の先に群がってつき、羽状複葉で、長さ約二メートル。雌雄異株。果実は長楕円形で、食用とし、樹液からは砂糖・椰子酒(アラック酒)をつくる。アラビアの原産。葉を束ねて戦勝などの祝賀に用いるので、戦捷木(せんしようぼく)ともよぶ。
なつめやしは、パワーの源として、イスラム教の断食後用いられる栄養価の非常に高いすぐれた食べ物です。
カリウムやマグネシウムなどのミネラルを多く含み、食物繊維も豊富です。コレステロール・塩分・脂肪分を含まず、1日1粒のナツメヤシを食べることで便秘も解消できるとか。でも食べすぎると今度はおなかがゆるくなるそうです。生産される75%は中近東産のものです。アメリカだとカリフォルニアでも栽培されています。
作り方
・ナツメヤシは水で表面を良く洗う。この時、乾燥によるしわの間をきれいに洗う為に「歯ブラシ(もちろんNEWのですよ!)」を使っても良い。
・種があるナツメヤシを使う場合は、あらかじめ中から種を取っておく。実がそれほど硬くないので簡単に取れます。
・親指大の大きさの生姜のかたまりをスライスする。少し厚みがあってもOK。
・大き目のなべに水3リットル、洗って種を取ったナツメヤシ、そして生姜を入れてコトコト煮る。時間で言うとだいたい2時間くらいコトコト煮て、水の量が半分くらいになるまで煮る。
・ナツメヤシを軽く絞るように取り出し(なべのふちに押さえつけるようにするといいです)、半量に煮詰まったものを茶漉しで濾す。
・好みでハチミツを入れていただきますが、出来上がりの時点でかなり甘いので必要ないかもしれません。
・残った物は空のビンやペットボトルに入れて冷蔵庫で保存し、そのつど暖めて飲む。冷たくてもいいが、やはりおなかのことを考えると暖かいほうが優しいかも。おば様は1日に2回、学校から帰ってきてからと、夜寝る少し前に飲ませていたそうです。保存料を使っていないので1週間以内に飲みきるのがベター。
作るのに2時間もかかるので「大変」と思うかもしれませんが、意外に日の加減に気を使わなくていいので簡単です。「薬」ではないのですが、ナツメヤシの栄養が丸ごと溶け込んでいて、生姜パワーとの相乗効果で体を温めてくれ、「生理痛」を軽減してくれます。が、すべての人に即効性があるというわけではありませんので、気長にゆーっくりと飲み続けるのがいいと思います。
同僚の娘さんは今19歳と16歳なのですが、殆ど飲まなくて良いほど生理痛がなくなったそうです。私も「生理痛」というのは、始まってから最初の24時間だけでそんなにつらくは無いのですが、それでも時々やって来るあの痛みはつらいです。栄養満点の飲み物ですから、風邪の時にもいいかもしれないですね。
あの「痛み」が少しでも軽減できますように・・・と祈りながら同僚のおば様のレシピを紹介いたしました。興味がありましたらお試しください。
by kaorin-ny
| 2005-09-07 11:23
| 食